大阪府泉佐野市の歯科医院 歯医者 小北歯科医院 矯正歯科 歯周内科 インプラント 入れ歯 泉南市 阪南市 貝塚市 岸和田市

当院は予約制です。
ご来院の方は、お電話にてご連絡ください。
072-466-4108初めての方のご予約
小北歯科医院 Instagram

虫歯治療

最近の調査では、歯を失う原因の約75%は虫歯と歯周病と言われています
そして、虫歯も歯周病も、風邪と同じ細菌による感染症です。

小北歯科医院では、患者さんのお口の健康と全身の健康を考え、
「虫歯の早期発見・早期治療・虫歯予防」に取り組んでおります。
いつまでも若く、美しく、おししいお食事ができるように、
虫歯と歯周病がどのようなものか理解してお口のケアをしっかり行いましょう!

当院では、表面麻酔を始め、痛みの少ない電動麻酔注射器や炭酸ガスレーザーを導入し、
できるだけ痛くない無痛治療を心がけています

虫歯はナゼできるの?

産まれたばかりの赤ちゃんには虫歯菌はありません。
ではなぜ虫歯になるのでしょうか?

それは、食べ物の口移しなどによる母子感染や、成長する過程で虫歯菌に感染してしまうのです。そして、ほとんどの方が常在菌のように持っているのが虫歯菌です。

虫歯は虫歯菌が出す酸により歯が溶かされる病気です。
虫歯菌が出す酸により歯が溶けることを脱灰、私たちの歯が持っているエナメル質を修復する能力(自然治癒力)を再石灰化といいます。私たちのお口の中では、常にこの脱灰と再石灰化が繰り返されているのです。

食事をすると虫歯菌の活動が活発化し、酸性に傾いたお口の中では、脱灰作用により歯のエナメル質からリン酸とカルシウムが溶け出します。これが虫歯の始まりです。しかし同時に、お口の中は唾液が持つ緩衝作用により徐々に中性に戻り、エナメル質が修復(再石灰化)されていきます。
それでも、お口の中を不衛生にしていたり、体調などによりバランスが崩れると、再石灰化が追いつかなくなり、虫歯は進行してしまいます。

虫歯にならない方は、この脱灰と再石灰化のバランスが取れているのです。
例えば、間食ばかりしていると脱灰の状態が続き再石灰化の状態がほとんどないのです。

虫歯の進行

  • 01CO(シーオー)

    歯の表面が浅く溶け虫歯になる直前の状態。
    歯は削らず、歯磨き指導フッ素塗付により、再石灰化を促し自然治癒を目指します。

  • 02C1(シーワン)

    エナメル質が溶け始め虫歯の始まりです。
    エナメル質には歯髄が無いため、痛みはありません。
    再石灰化を促し、虫歯の進行を抑えられれば削らずに済みます。

  • 03C2(シーツー)

    虫歯が進行し象牙質まで達した状態です。
    象牙質はエナメル質より柔らかいため進行が早く、虫歯が歯髄に近づくにつれ、歯がしみるようになります。
    数回の治療が必要です。

  • 04C3(シースリー)

    虫歯が歯髄まで進行し大きな穴が開いている状態。
    炎症(歯髄炎)を起こすと、ズキズキと激しい痛みが出ます。
    死んでしまった歯髄と、虫歯におかされた象牙質の除去をすることで、歯を助けることができます。

  • 05C4(シーフォー)

    歯の頭部分(歯冠部)が溶け歯根だけが残った状態。
    もう激しい痛みは感じません。
    歯根の先に袋状に膿がたまり出してしまうと、歯を残すことも困難になります。

虫歯を予防するには?

カリエスリスク(虫歯のなりやすさ)は患者様一人一人で大きく異なります。
生活習慣や体質などにより、ほとんど虫歯と縁のない方もいます。
ですから、虫歯ならないためには、ご自分がどのような体質なのかを知り、
日頃のケアを行うことが大切です。

  • 甘いものが大好き。
  • 常に間食している。
  • 食事の時間が長い(だらだら食い)。
  • 生活習慣が不規則。

上記のような方は、普通の方よりも「カリエスリスク」が高いと言えるでしょう。

気を付けていても虫歯になってしまったら、虫歯部分を削り、
虫歯が歯髄にまで達している場合には、根管治療(歯の歯髄を取り除く)をしなければなりません。そうならないためにも、「早期発見」「早期治療」が何より大切です。

小北歯科医院では、患者様に合わせた予防・メインテナンスプログラムをご提案しております。
丁寧なカウンセリングにより、患者様の生活習慣からお口の状態を把握し、
効果的な方法をご提案いたします。

フッ素塗布

フッ素を歯に塗布し、歯の表面からフッ素が取り込まれることにより、
「虫歯に強い歯にする」「再石灰化」「虫歯菌の活動の抑制」などの効果を促します。
初期の虫歯の場合は、フッ素の働きによる再石灰化により治ることもあります。
しかし、フッ素塗布は一時的な効果に過ぎません。定期検診を行いしっかり予防しましょう。

他にも、唾液に流されることなく、より強力にフッ素を取り込ませる方法として、フッ素イオン導入も行っております。